方法論

測定項目は結果を見る前に固定し、主観・行動・生理の3系統で記録します。直後の気分だけでなく、翌日以降に残る変化まで確認します。研究の進め方そのものにAIを織り込み、その型も公開して検証にさらします。

4つの基本姿勢

5.1

測定を先に凍結する

実証の前に、測定項目と「何をもって変化とみなすか」を文書化して固定する。データを見てから基準を決めれば、どんな結果からでも好きな結論が引けてしまう。

5.2

3系統で取る

主観報告(既存尺度を使う)、行動・ログ(対話の全文、実際にやったこと)、生理指標(取れる場合)。単一系統だけでは、期待効果と本当の変化を分離できない。

5.3

翌日以降に残っているかを見る

直後の気分は、何をしても良くなりやすい。翌日や1週間後にも変化が残っているか、行動そのものが変わったかを確認する。

5.4

効果の主張と手続きの検証を混ぜない

サンプルが小さく統制群がない段階では、「効果がある」とは書かない。この段階で報告できるのは、手続きどおりに測定が回るかどうかまでである。

3系統で取る

単一系統だけでは、期待効果と本当の変化を分離できません。3系統を照合し、矛盾そのものも結果として扱います。

01

主観報告

Self-report

既存尺度を使い、本人がどう感じたかを同じ条件で比較できる形にする。

02

行動・ログ

Behavior & Logs

対話の全文と実際の行動を記録し、本人の印象だけでは捉えにくい変化を見る。

03

生理指標

Physiological Signals

取得できる場合に限り、注意や負荷に関わる生理指標を補助線として用いる。

AIネイティブな研究の型

文献探索・仮説生成・解析・執筆にAIを織り込む。この型自体を公開して検証にさらす。

01

文献探索

先行研究の収集と要約をAIで回し、読む対象の選定に人の時間を使う。

02

仮説台帳

立てた仮説と、棄却した仮説を同じ台帳に残す。消さずに残すこと自体を手続きにする。

03

解析

解析の手順をコードとして残し、同じ入力から同じ結果が出ることを確認できる形にする。

04

執筆

下書きにAIを使い、事実・数字の出所は人が確認する。AIの推計は推計として明示する。

速さを厳密さ(再現性・倫理)の放棄にしないこと自体が、上段で扱う技術応用のテーマになる。当研究所は、研究の進め方そのものを研究対象として扱う。