現在地・研究計画

当研究所は現在、装置と手続きを整えている段階にあり、成果を報告できる段階には達していません。持っているものと、これから整えるものを分けて記載します。

現在地

EGGの実機とSchool Farmの制御はすでにありますが、人を対象とする実験は一度も行っていません。 現時点で効果を示すデータはありません。ステータスは Preparing / 2026運営準備R&D運営規程(案) 2026.09.01 施行予定です。

持っている

  • e-Rad研究機関登録(Gugen株式会社を申請主体として完了)
  • EGG の実物大プロトタイプと研究用実機、実演できるAI対話システム
  • School Farm の環境計測と、水流・バルブ・日照をリアルタイム最適化する制御の実装
  • 4つの研究領域と、内的状態の計測を基盤とする研究計画
  • 運営規程案と、知財・公表・利益相反に関する基本方針
  • Gugen株式会社の事業・コミュニティ・R&Dとの接続

これから整える

  • 客員研究員の受け入れ(書類と面接の選考制度をつくる)
  • 人を対象とする実験の実績(統制実験と効果のデータはこれから作る)
  • 倫理審査委員会への接続(外部審査を受けるまでは内規で運用)
  • 被験者保険と設備(拡大に向けて保険制度・測定機材・実験環境を確保)
  • 査読付きの成果
  • 研究統括(リード研究者)と、科研費の研究機関指定

e-Rad研究機関登録は、Gugen株式会社を申請主体として完了しました。登録はすべての公募への応募資格を自動的に付与するものではないため、資格は公募ごとに確認します。科研費の研究機関指定は別の制度であり、現時点では要件を満たしていません。

段階0〜3

どこまで進んでいて、次に何が起きたら段が上がるのかを示します。いま立っているのは段階0です。

段階0

装置と手続きをつくる現在地

EGG の実機、School Farm の制御、測定プロトコルと同意文書。人を入れる前に、測るものと止める条件を先に固める。

段階1

研究者を迎え、倫理審査に接続する

客員研究員を書類と面接で選考し、その所属機関の倫理審査委員会に相乗りして申請する。R&D運営規程(案)は 2026.09.01 施行予定。

段階2

人を対象とする実証を回す

被験者保険と測定機材を整え、統制実験を実施する。出なかった結果も含めて記録を公開する。

段階3

査読付きの成果と、規格の外部採用

査読付き論文を出し、測定規格が研究所の外で使われる状態にする。

倫理審査の方針

倫理審査委員会にはまだ接続していません。接続していないことではなく、どの順路でこれから接続するかを書きます。本命は01です。

01

共同研究先の機関の倫理審査委員会に相乗りする

本命・最短

客員研究員の所属大学の委員会に、その研究者を研究責任者として申請する。指針上、企業が研究機関として参加する場合も、共同研究先の委員会で企業側の担当領域を含めて審議できる。研究所側は「研究機関としての体制・規程」を整えておく必要があり、それが 2026.09.01 施行予定の運営規程にあたる。

向き:選考で客員研究員が決まればそのまま使える。研究者を迎えることと倫理審査の接続は、同じ一手で片づく。

02

外部の受託倫理審査委員会に単独で申請する

つなぎ

企業単独で審査を受託する委員会に、有償で申請する。

向き:研究者が決まる前に実験を始めたい場合の保険。委員会ごとに受託範囲が違うため、事前照会が要る。

03

自前の倫理審査委員会を設置する

拡大後の最終形

指針が求める構成(医学・医療の専門家等/倫理学・法律学の専門家等/一般の立場の者を含み、外部委員複数・男女両性・5名以上)。

向き:研究所として拡大するなら最終的にここ。人が揃わないうちに作ると形骸化する。

先に確かめること:EGG が「人を対象とする生命科学・医学系研究」に該当するかは、侵襲と介入の有無で決まる。生理指標を取り、環境を操作する設計は「介入」に当たる可能性が高い。該当するなら指針の全体が掛かり、必要な規程も保険も変わる。この判定を、審査先を選ぶより先に済ませる。

運営の考え方

01

研究として成立するかで判断する

テーマを続けるかどうかは、事業への近さではなく、測定が成立しているかで決める。事業への貢献は結果として扱う。

02

四半期で審査する

研究テーマ、仮説、共同研究候補、成果物、予算、事業や人材への接続を四半期ごとに見直す。

03

会社の統治に従う

契約、支出、採用、外部資金はGugen株式会社の承認下で行い、研究上の自律性と会社責任を両立する。

ロードマップ

期間は運営開始からの年数です。研究所は現在、その準備段階にあります。

~1年
  • 測定プロトコルの確立と公開
  • 客員研究員の選考制度の運用開始
  • 共同研究先の機関委員会への倫理審査の接続
  • ホワイトペーパーと研究計画の段階的公開
~3年
  • 査読付き論文の発表
  • 共同研究の複数継続
  • 現場での縦断データ蓄積
  • 測定規格の外部採用
長期
  • 「AIと接した人間の側を測る」規格を、日本発で国際的な参照点にする

これは運営規程案と研究計画に基づく目標であり、確定した成果予定ではありません。四半期の審査で継続・修正・停止を判断します。KPIは、共同研究・採択・案件創出・採用・知財で評価します。発信量は指標に含めません。